うつ病を知った両親の反応

うつ病を知った両親の反応

ある日突然うつ病に
初めての心療内科
うつ病を知った両親の反応
うつ病の治療で
会社を休む事に
うつ病の原因は?
うつ病の治療
うつ病の特質
職場への復帰
うつ病を治すために
うつ病は少しずつ回復へ




うつ病を知った両親の反応


うつ病と診断され、まず初めに連絡したのは両親。
母にはこの数日の体調不良を伝えていたのですが、
心療内科でうつ病と診断されたことを告げるとかなりショックを受けたようでした。

他のうつ病患者さんのご家族もそうかもしれませんが、
事実を受け止めることは簡単なことではなかったようで
「大変!どうしよう」を繰り返していました。

私は、うつ病と診断される一年前に結婚で
関西の実家を離れ、横浜に越してきました。
横浜に移ってからも3カ月に1回程度帰っていたし、
毎日のように電話をしていたので、
私の生活の様子は手に取るようにわかっていたと思うのですが、
まさかうつ病になるなんて想像もしなかったようです。

とにかくうつ病関連の本や記事を片っ端から読み、
うつ病患者さんに言ってはいけない言葉やどう接したらよいかを調べ、
すぐに実行してくれました。

否定的な言葉をかけないようにし、
「頑張って」という言葉も言わなくなりました。
いつ電話してもやさしくおだやかに接してくれることが、
ずいぶんと励みになりました。

甘えていると思われるかもしれませんが、うつ病患者さんにとっては、
やっぱりやさしい言葉はうれしいものです。

母はすぐに前向きにうつ病と向かい合ってくれましたが、
父は想像通り「気持ちが負けている」とか
「病は気から、たるんでいるからそうなるんや」と言って、
なかなかうつ病を理解しようとはしてくれませんでした。

70歳の父にとって、うつ病という病気は「ようわからん」病気だったようです。
父がうつ病を理解し始めてくれたのは、半年くらい経った頃からです。

うつ病になってから、1カ月単位で実家に静養に帰るようになり、
間近で私と接するうちに、うつ病が「気持ちが負けている」
という簡単なものではないことがわかったのかもしれません。

うつ病番組を見たり、新聞記事を見たりして、
少しずつうつ病という病気を知り、理解をみせてくれるようになりました。

もちろん母のサポートも大きかったようです。
頭でわかっていてもついつい強い口調になる父に、うつ病について、
私の病状について、根気よく話してくれました。

母のサポートがなければ、
私のうつ病はもっと悪化していたに違いありません。
うつ病になって、改めて母のありがたさを感じました。