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突然起き上がれなくなって3日目の朝、会社に休みの連絡をして、
パソコンで近くの心療内科を探しました。
電話を持つことすら苦痛だったはずなのに、
心療内科に行こうと決めた途端、力が湧いてきたような気がしました。
今すぐ見てもらいたい、今すぐ治してほしい、ただそう思って探しました。
でも実は、都心の心療内科の初診は数カ月待ちが常識。
当日電話して診てもらうことは、まず不可能なんです。
片っ端から電話をしましたが、1カ月待ち〜3カ月待ちばかりで、
「今日行きたいんですけど」と言うとびっくりされました。
それでもひたすらかけ続け、十数件目でやっと
「たまたま当日キャンセルが出たので、
1時間後なら可能ですよ」と言って頂きました。
その時の安堵感は今でも覚えています。
これでこの苦しみから解放される、とその時は思いました。
もちろん、うつ病はそんなに簡単に治るものではありません。
そして、重い身体をひきずるようにしてクリニックへ・・・
初めて心療内科へ行って最初に感じたのは、
順番待ちの患者さんたちの様子があまりにも普通だということ。
その時私はきっとうつろな目をして、
ただ息をしているだけの抜け殻のような状態だったと思うのですが、
他の患者さんたちはごく普通で、健康そうに見えました。
携帯をいじっていたり、雑誌を読んでいたり、カップルで来ていたり、
とにかく普通な人たちばかり。
「なんでみんな元気そうなの?」
なんだか一人だけ取り残されたような
悲しい気分になったことを覚えています。
今にして思えば、その人たちも最初は
私と同じような状態だったかもしれませんし、
重症になる前にクリニックに来られたのかもしれません。。。
しばらく待って、カウンセリング。
初診の場合は、診察の前に30分前後、カウンセリングがあります。
問診票のようなチェックシートに記入をし、それをもとに詳しく症状を聞かれました。
その後、先生による診察。
15分〜20分くらい、さらに細かい症状と経緯を聞かれたあと、
「うつ病ですね」と言われました。
「やっぱり・・・」と思ったような気がします。
薬はパキシル10rを1日1錠。
「うつ病はとにかく休養が大切です。何もせずとにかくゆっくり休んでください。
会社もとりあえず2週間休んでください。」
と言われて、少しほっとしたのも覚えています。
まだうつ病の大変さを知らなかった当時は、病名がはっきりし、
しばらくゆっくりできるということにほっとしたのですが、
いま思えばやっぱり疲れていたのかもしれません。
ただ、仕事を休むことだけが気がかりでした。
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